人生にありがとう!!!!

スピリチュアルについて書いてます

ToshI  洗脳 地獄の12年からの生還

どれだけ、涙を流せば

貴方を忘れられるだろ

 

この続きの歌詞を読むと

まるで、その後のToshIの人生を暗示しているような内容になっている

 

 

X Japanのボーカル

ToshIの本 洗脳 地獄の12年からの生還の紹介

 

報道やテレビ番組で、彼がホームオブハートという

団体から洗脳されているということは

有名な話

 

X  Japanの解散のキッカケにもなった

ToshIの脱退

 

その影で、なにがあったのか

本は、痛烈に起きたことを読者に突きつける

 

 

元妻との出会いから、始まり

ホームオブハートへ傾倒していく過程

バンド解散

団体からの過酷な搾取

異常な洗脳

X Japana再結成の経緯

ホームオブハートとの決別

 

そして、未来へ・・

 

 

この本を読むと、洗脳とは

決して特別な人にだけ効果のあるものではなく

だれにでも

洗脳される危険性がはらんでいるということがわかる

 

 

バンドマンとしての苦悩

信頼している人たちによる裏切り

親族とのモメごと

 

そういったモロモロのことから

彼は人間不信になっていく

 

そこに表れたのが元妻だ

元妻もあとになってみれば

ホームオブハートの使いのような役割を果たしている

 

結婚こそしたが

日常生活は、一緒にすごさず

妻は、常時団体の施設で生活している様子から

普通ではないことがわかる

 

 

 

MASAYAなる団体のトップによる

セミナーに参加することを妻にしつこく言われ

そこからハマっていく

 

 

ここで、怖いのは

スピの世界で有効なことを

悪用しているのだ

 

アファメーションを使えば

自分に自信がもてる

 

その逆の言葉を使い、相手を罵倒して

ToshI自身

自分はダメな人間なんだと思わせ

 

私、ダメな人間なんです

 

私のせいで、まわりは迷惑している

 

私は、存在してはいけない・・

 

お金を果たすことくらいしかできない・・

 

お金を渡して、罪をつぐわねば・・

 

本の内容は、実際こんな感じなんです

 

 

洗脳と暴力支配により

お金をドンドン渡していく

 

 

お金を稼ぐために

ドサ回りをさせられ

都合よく使われている様子が克明に書かれている

 

それと同時になぜ

洗脳から逃げられないのか

心理描写の妙は、読み所だ

 

最初は、団体からX Japanaのような

悪の権化のようなバンドをやっていたから

あなたは、罪深い!!

 

 

そう言われていたが、後半になると

バンドの再結成をせよ!!と言われ

 

バンド再結成に走るのだが・・

 

 

結局全部、金なんですよ

 

もう、メチャクッチャ

 

暴いてみれば、お金

 

そのために使われていた

 

最終的に

団体と決別することになるのだが

 

最後に未来へとつながる良い言葉が出てくる

それは・・

読んでからのお楽しみ

 

X Japanaというバンドが

こういった背景で、解散、再結成しているとは・・

そこも新たな発見だ

 

 

さて、この本を読んで

色々と気づかされるのと同時に

憤りと怒りを感じる

 

 

まず、自己イメージが低いと

こういった事態になりやすい

 

私は、最近自己イメージというのが

もの凄く大事だと思っている

 

勘違いをするくらい、自己イメージを高めることは

こういった事態の防衛にもなるし

人生を向上させるのによい

 

ただ、自己イメージが高いのと

回りの人間に対して、傲慢に接する

 

これは、違う

 

自己イメージが高い=傲慢

 

こうなっては、ダメだし

根本的な勘違いをしている

 

自己イメージについては、いずれ書きましょう

 

 

憤りと怒り

 

ハートオブホームのような

怪しい団体のせいで、本来のスピリチュアルのイメージが

損なわれている

 

スピリチュアルの悪用

 

それによって、本来きちんとやっている人たちが

誤解されてしまっている

 

スピリチュアル・・やっぱり怪しい

金だけ、吸い取るのが目的

 

あらぬ誤解だ・・

 

 

おもしろそうと思った人は、この本を読んでもらいたい

 

 

ただ・・困ったことに

アマゾンでこの本は、定価の倍近い値段で

取引されている

 

おそらく、熱心なファンが本を買いあさり

品切れ状態になっているのだろう

 

本来洗脳というものの危険性を伝えるために

書かれた本であるにもかかわらず

 

ファンの人たちは、洗脳まではいかないが

信者のようにバンドを崇拝している

 

その姿に捻じれを感じざるを得ない