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「捨てる!」技術  辰巳 渚

 

 

いまでは、すっかり定着した

 

断捨離

 

ブームという域を越え

ひとつのライフスタイルを構築したと言ってもいい

 

 

ものごとには、流れや順序があり

いきなり断捨離が定着したわけではない

 

 

断捨離という言葉が世間に浸透する前

 

一冊の本が世の中に出た

 

それが今回紹介したい本

 

「捨てる!」技術である

 

私の手元にあるのは、新装版であり

2007年に発行された

 

この本も書いてあることは

基本捨てることである

 

内容は、断捨離と同じ

 

断捨離の本も読んだが

内容だけ言えば、「捨てる!」技術のほうが

わかりやすく、読者を納得させ

物を処分させる気持ちにさせてくれる

 

 

捨てられないのには、何かしらの理由があり

その理由を分析している

 

例えば、とりあえずとっておく

いざとなったら使うので、とりあえずとっておいている

経験があるハズだ

 

いつくるかわからない

いつかのためにとっておいている

 

自分にとって特別な何かを

聖域化し、捨てない理由にしている

 

 

この本を読むと

いらないもの、使ってないもの

よく考えたら、捨ててもいいもの

 

そういったものに気づく

 

 

 

この本は、実によい内容になっている

 

にも関わらず

 

なぜ、あとから出現した

 

断捨離という言葉に

追い抜かれてしまったのか

(2010年断捨離は、流行語大賞にノミネートされた)

 

それは、いたって簡単

 

ブランディングの差

 

 

断捨離という言葉

 

シンプルになにをやるのか

伝わる言葉である

 

 

言葉の響きもいい

そのうえ、なんだか新しい感じがする

 

一般の人に浸透させるのに

行為という形ではなく

 

言葉という概念から受け入れさせたのだ

 

これが成功した要因のように思える

 

 

言葉の新しさと

捨てる行動によって生まれる新鮮さ

 

それらが相まって、新しいライフスタイルへと

昇華した

 

 

断捨離のやましたひでこさんが

 

そこまで、考えてやったのか

それはわからないが

(そこまで考えてやったのであれば、とんでもない策士だ)

 

 

同じように見えるものであって

言葉を少し変えるだけで

違った結果になる