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稲盛和夫の「正しいこと」について

経営の神様と言われている稲盛和夫

 

氏の本は、いままで3冊読んできた

 

経営について書かれていることになっているが

これ、経営についてなの?

なんだか人生訓みたいのばっかで

経営とは、違う感じがする

 

読んでみるとわかるが、直接的に経営について

書かれた本ではない

 

 

資金面についてとか、組織についてとかについては

あまり書かれてない

 

そんなことよりも、人間として正しく生きる

社会貢献をする

 

そういったことが書かれており

 

経営について学びたかった人は、拍子抜けするだろう

 

これが神様?

もっとスゴイ裏ワザがあるんじゃないの?

本に書いてない、コツがあるんじゃない?

一番大事なことは本には、書いてないのか・・

そういった感想を抱く人もいると思う

 

たぶん、仕事の現場に入れば

それは、それでなにかしらのコツのようなものはあるかもしれないが

 

経営という職、役割に関して言えば

稲盛氏が言う「正しいこと」が根底にあるのだと思われる

 

 

 

最近、こんな本を読んだ

 

しんがり 山一證券 最後の12人  清武 英利

 

 

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若い人は、山一と聞いても

知らない人がいると思う

 

会社が破綻して、20年もたつ・・

 

そんなにたつんですね・・恐ろしい

 

日本でも有数の証券会社だったのだが

それが1997年に破綻

 

バブル期は、株が上がりまくっていたので

儲けも凄かった

 

その会社がなぜ、経営破綻したのか

 

破綻の原因から、破綻後の処理についてまとめた本である

2014年の講談社ノンフィクション賞を受賞

売れている本である

 

 

 

この本のなかに破綻の原因になったことが書かれているのだが

その行為は、あきらかに不正行為である

 

本にも書いてあるが、会社のトップはのちに

裁判にかけられる

 

悪いことをやっていたわけですよ

それが原因で損失がでて、破綻にいたった

 

稲盛氏の言う

「正しいこと」

これをやっていなかった

 

むしろ、逆

悪いこと、それを平然と行っていたのだ

 

 

 

 

正しいことをやっていたので、あれば違った結果になっていた

可能性はある

 

「正しいこと」をやるというのが、どれだけ大事なのか

この本を通して、如実に学んだ一冊である