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DQNの川流れ 

むかし、むかし、あるところに
ドキュンという世間に迷惑をかけることを生きがいにしている人たちがいました

 

ある夏、ドキュンたちは
川にバーベキューをしに行きました

 

 

ドキュン 「絶頂バベキュー!!!」

 

 

ドキュンたちは、いつも通り他人に迷惑をかけながら
バーベキューを存分に楽しんでいました

 

 

そこへ、川の近くに住む住民がやってきて
「君たち、天気予報では大雨が降る予報だから
そろそろバーベキューをやめて家に帰ったほうがいいよ」

 

住民は、親切にドキュンたちに言いました

 

 

そうしたら・・
「うるせー!!じじ! オレたちは楽しんでいるんだ、テメーに言われる筋合いはね~~!!」

 

 

住民の親切なアドバイスを無視して
ドキュンたちは、バーベキューを続けました


そうすると・・だんだん雲行きが怪しくなり
川上のほうでは、雨が降り始めました

 

心配した住民がまた注意しに行きました

「君たち・・川上では雨が降り始めているよ。この先こっちまで
勢いをもった水がくるから早く帰ったほうがいいよ」

 

 


そうしたら・・ドキュンたちは
「何度も、うるせ~~~!ヤバくなったら、帰るからほっといてくれ」

住民の親切なアドバイスをまたもや無視したドキュンたち

 

 

 

それから、時間が過ぎて・・

川上のほうでは、すごい大雨が降って来ました
テレビのニュースでは、危険があると注意をしています

でも、ドキュンたちはそれを知りません

 

 

親切な住民のアドバイスをこのとき聞いていれば・・
そう思うドキュンは、このときはまだいません

 

 


記録的な雨量を記録し、ドキュンたちがバーベキューしているエリアに
一気にもの凄い量の水が流れこんできました

 


ドキュンたちは焦りました

そして、あっという間に川の水が増水し
ドキュンたちは、中洲に取り残されました

ドキュンの一人が、レスキュー隊に連絡をいれました

 

 


レスキュー隊は、すぐに到着し
ドキュンたちを救助しようと行動に移します

紐でつながった隊員が一人、ドキュンたちのほうに向かいます

川の流れが強くて、ドキュンたちの所までいけません・・

今度は、川の反対側にロープを打ち込んで
それを伝って渡ろうと試みます

それも失敗に終わります

 

 


「小さい子供もいるんだ!早くしろ!!寒いじゃないか!!」

ここでもドキュンたちは、自分たちが迷惑をかけているにもかかわらず
そのことに対して、後ろめたさを感じず
自己主張するばかり・・

 

 

一生懸命助けにきた、隊員たちも
少しだけうんざりしました

 


一人のドキュンが空に指を指しながら
「エリコプター!!エリコプターを出動させるんだ!!」

そして、ヘリコプターが出動することになりました

でも一人ずつしか、助けることができません

まずは、小さい子供たちからヘリコプターへと引っ張られます

数人のドキュンは、ヘリコプターで助けられました

しかし・・そのとき
川の流れが強くなり、残されたドキュンたちは猛烈な勢いで川に飲みこまれました

 


「うわ~助けてくれ!!」

ドキュンたちは、叫びましたがその声は川の勢いに
かき消されました・・

助かったドキュンたちは言いました

「ふざけるな!テメーらが、遅いから仲間が流されたじゃないか!!」

ドキュンたちは、住民に注意された時点で帰っていれば
こんなことにならなかったのに・・
まるで他人が悪いかのような態度をとりました


助かったドキュンたちは、川の近くにある公民館で
疲れ、冷えきった体を休めていました

そうすると、親切な住民たちがおにぎりをもってきてくれました

 

 

ドキュンは、それを口にして・・
「なんで、こんなときに冷たいものを用意するんだ!
オレたちの体は冷えてるだよ!暖かいものを食わせろ!!!」

ここにきても、ドキュンたちはワガママを言います

せっかく親切にしてくれた住民に対しても酷い態度をとりました

 

 

その後
そのときのことをインタビューした人がいました
そうしたら、ドキュンは・・
「あのとき、オレたちは疲れたんだ!荒れてたんだから、しかない!!」

あいかわらずひどい言いぐさです


その後、助けられたドキュンたちは
迷惑をかけたことを詫びることもなく、家に帰りました

 

さて、流されてしまったドキュンたちですが
残念ながら、彼らは助かりませんでした

彼らの遺体をあげるために多くの人たちが手伝いました
最初にドキュンに親切なアドバイスした住民も
川で流されたドキュンたちを探すのを手伝いました

みんなが、がんばってくれたおかげで
ドキュンたちの遺体は全員みつかりました

でも、それを探すのに大変なお金がかかりました
ドキュンのうちだれもその費用を負担しようとしませんでした

いっぱい人が死んで、いっぱいお金がかかりました


あのとき住民の親切なアドバイスを聞いていれば・・
こんなことにならずに済んだのに

<終>