私の知り合いに会うたびに恨み言をいうヤツがいる
そいつとは、小学校中学校が一緒だ
小学生のときあるヤツに
やられたことをいつまでも言っている
もう２０年以上も前のことだ
彼と出会った当初も
その恨み言を言っていた・・
２０年以上も言い続け
２０年以上も恨み続けている
彼からしたら、大きなことなのかもしれない
長い年月恨み続けても
解決へは、つながらない
忘れることか
許すことか
自分なりに解決策をみつけるしかない
でも、私の知り合いのように
恨み続ける人間ってのは意外に多い
時間が解決する場合もあるが
恨み続けて・・２０年
私の知り合いではないが
それくらい、あるいはそれ以上の年月
人を恨み続けているは多い
解決策はないのですか？
どうでしょう・・
今まで親切にしてくれた人の数をかぞえ
その人たちのことを想ってみては？
恨む人間がいれば
感謝できる人間もいる
感謝できる人間に感謝をしてみてはいかがでしょう？
人間ってのは、何かされた良いこと
これに関しては、忘れる
一方でイヤなことをされた場合
いつまでも覚えていたりする
このメカニズムについて説明すると・・
太古の昔
人間は、死と隣合わせの生活をしていた
死にそうな経験をするとノルアドレナリンが分泌され
それは、忘れないようにする性質がある
死ぬ危険がるよ
だから、忘れるなという
生命装置として役割を果たしていた
この装置が現在も残っている
イヤな経験をすると
この物質が分泌され
記憶から忘れないようにしている
だから、イヤなことをされると
いつまでもしつこく記憶に残るのだ
ホント・・恨みってのは
いつまでも忘れない・・
それには、理由があったわけですね
でも、人間ってのは自分の意志で
何を考えるか選択できる
選択するのは・・もちろんあなたです
