ここ数年、感じていることがある
それは、お正月に特別感が消えたこと
昔は、もっとお正月って特別なものだった
最近は、日常ではないにしても
数ある、スペシャルな日のひとつ程度
昔は、正月と言えば
特別も特別
非日常の王様みたいなものだった
正月にしかできないことをやったり
正月にしか食べないものを食べたり
普段会わない親戚に会ったりと
なぜ、近年の正月に特別感がなくなったのか?
日常と非日常の境がなくなってきたからではないだろうか?
昔は3日までは、ほとんどのお店が閉まっていた
いまは、1日こそ休みだが
2日から開店している店は多い
3日まで休む店となると・・あまりないように思える
正月ならではの行事もやらない人が増えた
おせちを食べない人
餅を食べない人
正月だからって、正月ならではのものを食べなくなった
門松を飾らない
カルタで遊ばない子供
あげると・・これはやらない、あれはやらないと
昔なら当たり前にやっていた正月行事
やらなくなった
一部の行為は行うが、昔のように全部やるのが当たり前
という感じではない
自分たちの都合のよいことだけを行うことで
正月から特別感が消えた気がする
これが一番大きいかも・・
年賀状を出さない、もらわない
新年のあいつと言われていた年賀状
いまでは、出さない人が増えた
いまの若い人は、どれくらい出しているのだろう?